CDではジャケ買いを時々しますが、本でも表紙買いをします。
でもこの場合はむしろ、タイトル買い。
「起きていることはすべて正しい」
その正しさではなく、その正しさを素直に認められない自分に引っかかりました。
今の金融危機も、政治家や官僚の腐敗も、施設の火災で老人が無くなるような事故も
実の娘を監禁、レイプし、その子どもたちも地下室で十数年も不衛生な環境におくような
男がいる現状を、あるいは努力しつつも結果がでない自分の現状を認め、
それがすべて正しいと思うことは難しかったからです。
だから、手にとり、読み始めました。
最近目覚しい活躍をされている勝間和代さんによる本で、
サブタイトルは「運を戦略的につかむ勝間式四つの技術」
まさに、そのとおりでした。
以前に読んだ「抜擢される人の人脈力」(岡島悦子著)が外向きの方法論だとすれば、
「起きていることはすべて正しい」は考え方、精神的な部分の技術です。
持てるものをいかに有効に活用し、増やしていくか、
正のスパイラルに乗るためにはどうすればいいのかが
心がけや精神論ではなく、技術にまで凝縮され、
具体的に実践しやすく書かれています。
読後、新しいマインドセットをインストールしたような感じになりました。
面白いなと思ったのは、お互いに言いたい事を言いながらも、また握手できる関係
を心がけつつも、そう振舞ってくれない相手に対しては
ガマンしたり、相手の良い面を見てポジティブに、とせずに
できるだけ関わらず、距離を置く事も選択肢に入れておく、とすることですね。
「叱られたり、蹴飛ばされたりしたら、蹴飛ばし返して去る」とも。
ものすごく共感できました(笑)。
常々、怒りとはその人の器を示すと思っています。
小さなことで怒る人は、人間としても小さいのだと。
被害者顔して自分の利得のために大声を出す「モンスター」な人は
その最たる例だと思います。
こういった「モンスター」は残念ながらいたるところに存在し、
接することでこちらが不快な気分になります。
僕は不快な気分を数日引きずってしまいがちなので、
出来るだけ関わりあいになりたくない、関わりあう状況を減らしたい
と思っていましたが、勝間さんに言われて、それでいいんだと思いました。
でも同時に、刺激を受ける人、中長期的に付き合いたい人とは積極的に
関係を持つことが自分には出来ていなかったので、そこは真似したいところですね。
この本自体、後数回読まないとしっかり理解できないとは思っていますが、
同時にこの本で紹介されている本にも興味が涌いています。
早速、「さあ、才能(自分)に目覚めよう」という本を注文しました。
人間の精神的な要素の中の、強みを34種類に分類し、
自分はその中のどれに秀でているのかを
ストレングス・ファインダーというテストで調べるものです。
ダイエットを始めたときもそうでしたが、まず自分の現状を冷静に認識し、
問題点を明らかにした上で、解決方法を実践することが、
成功に繋がったわけです。
悪いところはわかりやすいですが、よいところは自分ではなかなかわかりにくいので、
客観的なテストもよいのではと思います。
何せ100問以上の質問の結果なので、占いよりは正確だと思うし(笑)。
いつか、「起きていることはすべて正しい」と達観できる日は来るのでしょうか。

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