鈴木祥子のニューアルバム「Sweet Serenity」を聴く。
儚く激しく、優しく残酷で、強く脆い、
その相反する中で揺れ動き、時に大きく傾き、
時に平衡を保とうとして爆発する
僕にとって「女性」のイメージを作り出したアーティストだ。
高校生の時、ラジオから流れてきた「サンデーバザール」に衝撃を受け、
以来、ずっと聴き続けているけれど、
今作は現在進行形の事後報告というか、
まさに今の鈴木祥子そのものといった印象。
恋愛、シアワセといった変わらないテーマを歌っているが、
5年前には表現できなかった、5年後にはまた変わっているだろう
今を切り取って歌にしたように思える。
歌われている愛や欲望、不安、シアワセが
とてもリアルで、自然で、さりげなく、強い。
ある種のかるみさえ感じるのに、とても静謐で、安定している。
まさに「Sweet Serenity」
「世間並み」と言う言葉が苦手な、似合わない、恐れている
30代独身すべてに聴いて欲しいアルバムだ。


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