音楽が効果的に使われている映画を見ました。
「ヘアスプレー」はいわゆるミュージカル映画そのもの。
歌とダンスが大好きなティーンの女の子が番組のオーディションを受け、
ライバルからイジワルされながらも人気を博し、
番組のスターとの恋を実らせていく、というお話。
冒頭からヒロインが朝の目覚めと夢と希望を歌い、踊ります。
実際に街中で誰かがいきなり歌い踊りだしたら驚いて見るか、
あるいは目を反らすかだけど、
作中ではまるで誰も気にしてないか、一緒になって歌い踊ります。
ミュージカル映画のお約束、といえばそれまでだけどね。
「ハイスクールミュージカル」のザック・エフロンや、あのジョン・トラヴォルタも出演、
とにかく明るく、元気で、解りやすいです。
一方、「once ダブリンの街角で」は、
売れないストリートミュージシャンが、ある女性と知り合い、
二人で曲を作り、次第に親密になっていくものの、
お互い過去を引きずっており、また彼はミュージシャンとして勝負をかけるために
ロンドンへ行く事を決意する、というお話。
こちらも冒頭から主人公が歌うけれども、ストリートミュージシャンとして
歌っているためか、実際のダブリンの街並みに溶け込んでます。
まるでアルバム製作のドキュメンタリーのよう。
歌がまたいい。
初めて二人がセッションした楽器店での曲「Falling Slowly」![]()
には、思わず涙がこぼれました。
自分と重なるところがいくつかあるせいでもありますが、
音楽の完成度もまた高いです。
主人公を演じるのはアイルランドのグループ「ザ・フレイムズ」のフロントマン、
グレン・ハンサード。ヒロインを演じるチェコのシンガーソングライター、
マルケタ・イルグロヴァとは2006年のソロアルバムで共作しているそうです。
日本ではまだ未発売のようですが、こちらも気になりますね。
オフィシャルサイトによると、この映画はサンダンス映画祭の観客賞を受賞し、
アメリカでは最初2館だけの上映が、口コミで140館以上になり、
一館あたりの動員数は「パイレーツオブカリビアン/ワールドエンド」以上だったとか。
僕の好きな「この森で、天使はバスを降りた」もサンダンスで観客賞だったなぁ。
ともあれ、オススメです

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