歯の痛みで目が覚めた。
下の左奥。舌でも指でも届きにくい場所、親知らず。
早速、イソジンでうがいし、いつもより念入りに磨く。
電動ハブラシなので押し付ける感覚。
外側から、内側から、上から。
他の歯を磨いて、さらに問題の箇所を磨く。
この時、異常に気づいた。口が開かない。
開けようとすると、左の頬の下に痛みが走る。
大口を開ける必要が無かったから気付かなかったけれど、
虫歯と関係あるのだろうか?
それとも以前からだろうか?
痛い日に行っても診てもらえないのが歯医者なので
以前かかっていたところに予約の電話。
明後日に予約する。
問題は、それまでどうするか??
痛みはひどくなるばかり。何をしても集中できず、
意識しているからか、夜も眠れない。
買い置きのバファリンが効いてくれて夜明け前に眠りに落ちる。
そして診察へ。
何度行っても歯医者は慣れない。
入り口のところで閉まっているほうの扉を開けようとしてしまう。
簡単な問診票を記入して待つ。
そう、予約の時間に行っても待たされるのが歯医者だった。
そういえば、職員の人がほとんど目しか見えない。
職員の人のマスクが以前より大きくなっているように思うのは気のせいだろうか。
やがて名前が呼ばれて診察台へ。
症状を確認し、レントゲンを撮影。
どうやら親知らずが原因らしい。
虫歯が炎症を起こし、すぐ近くを通っている神経や筋肉を刺激して、
筋肉痛に似た症状を起こしているのだとか。
口が開かない、開くと痛い理由は判明。
ではどうすればいいのか?
「痛み止めの対処療法はできますが、最終的には抜くしかないですね」
なるほど。
「ただ、神経に近く、歯根が骨を抱え込む形なので、
ここではなくて口腔外科で手術することになります」
笑うしかない。
これまで病院に通うことはあっても、入院や手術とは縁がなかったため、
恐怖感が先に立ってしまう。
体にメスが入る。血がたくさん出るんだろうな。
痛いのかな。麻酔がかかってるから痛さはないのか。
でも、麻痺が残ったり、目が覚めなかったらやだな。
炎症を抑える薬を塗ってもらっている間も、
嫌な想像が頭の中を巡る。
とりあえず、薬を出してもらい、次回の予約を入れて帰宅する。
ネットで調べると、やはり多くの人が親知らずを抜いているらしい。
全身麻酔で左右両方の親知らずを抜く事を勧められたけども、
確かにそうしている人もいる。
問題は抜歯よりもその後らしい。
歯肉にメスを入れ、骨を削って取り出すため、
必ず腫れるらしい。
食事も難しくなると言うから、話すこともできない。
当分締め切りはないから今がチャンスではある。
ただ、バイトを休むにしても、タイミングが問題だ。
12月前、11月中旬なら大丈夫だろうか。
もちろん抜かずに済ませることもできるけれども、再発は間違いない。
この分だと秋の京都旅行は延期かなぁ。